タケシさん
12、13歳の時の初めての行為以降、小学生の複数の子供へわいせつな行為を繰り返した。長じてからは中学生にも手を出した。
男の子に対する性加害のストーリーのものでした。自分はこれに強烈に魅力を感じ『自分が求めていたものは、これだ』と確信
彼はこう表現した。この時以降、小児への嗜好を手放してしまうと自分ではなくなってしまうと思うまでになっていた。
罪悪感はない
20年前のある日、1人でいる小学生の男の子にと騙して人目のつかない場所に連れ込んでわいせつなことをしようとしたんです。でも、男の子に騒がれたのでそれ以上のことはしませんでした。男の子は逃げて、その場に1人残った自分がはたと怖くなりました。
自分の手にはガムテープや凶器が握られていた。このままでは自分は、そういったものを使ってもっと酷い事をしてしまいかねない・・・本当に子供の命を奪ってしまいかねないと。
主な治療は性欲を抑えるための薬物療法と認知行動療法の2種類です。
わいせつ教員
このような話を聞くと、わいせつで懲戒免職になった教員らを再び保育園や幼稚園、学校など子供にかかわる仕事に就かせる、就かせないということを未だに議論していること自体、意味があるのだろうかと思う。
この点について福井医師は「
あまりにもリスクが高い。加害者を診ている精神科医からすると、ちょっともう、あり得ないと思います。」と手厳しい。
「子どもに接しない仕事って他にいくらでもあるので、
あえて選択の自由だといって子どものいるところに戻す必要はないと思います。治療上も苦労している段階でまた子供がいるところにドーンと入っていくと、再犯が起きるのは当たり前という気がしますよね。」
そのうえでこう指摘する。
「こういう人たちは例えば刑務所から出てきて、もう再犯したくないと近くの病院などに行っても、あなたの性格の問題でしょうと門前払いされてしまうのが現状です。初犯の者に対して治療するという土台もないし、社会復帰を支援する仕組みもない。こんな国ないですね。いろんな省庁が連携して対策を考えることが必要だと思います。」
加害者に対策をしないと根本的には変わらない、そう思うようになってきたんです。
情報源:
「子どもが喜んでいる」性犯罪者が抱える“認知のゆがみ”は治せるのか シリーズ【子どもを守ろう】