ヘッダが良くパンチで見えなくなるので具体的な設定位置を調べてみた。
↑ ↑ ↑ │ │ │ │ │15mm │ │ ☻ punch hole下限 ↓ ☻ │ ↓ 上 header文字上 │ │ ↓ ┌─────────────────────────┐ │ │ │ │ <--左--> │ │<--右--> │ │ └─────────────────────────┘ ↑ footer文字下 │ ↑ │ │ 下 │ │ │ │ │ │ ↓ ↓
ヘッダー余白は文字の上から紙の端までの距離だった。文字の真ん中や左下ではなかった。パンチや見開きの谷など避けたい距離を指定すれば完全にクリアできる。
フッターはその反対。フッター文字の下から紙の端まで。主に両面印刷で長手方向を閉じた場合、パンチや見開きの谷の距離を入力することになる。
ISO838 によると穴開け中心が紙の端から12(+1-1)mm 穴径がφ6(+0.5-0.5)なので、基準寸法としては15mm開けておけば綴じたとき何とか見れる。
見開きの「のど」の谷のカーブを避けてマージンを20mmとした場合、ヘッダーを15mmと設定すると残りは5mmしかなく、たった一行がギリギリ配置できるレベルだが。
開けてコピーした時きれいにするなら、
上下はヘッダーは2.0cm以上で余白も2.5cm以上
左右は2.0cm以上の余白
がおすすめ。両面印刷で綴じた場合下や右も危ないので注意。
結構若いころから疑問には思っていて、具体的な正確な位置を知りたかったが、昔の家庭用インクジェットプリンタではそもそも給紙位置が定まらずなかなか測れなかった。
そこで今はpdfで印刷。Acrobat Reader の「ものさしツール」で測定してみた。今回の測定は当然ながら、14.92とか半端で細かい数字がでている。
また、フォントは日本語UDゴシックを使用しアセンダーラインかキャピタルラインか迄は気にしていない。
実際に印刷するときはプリンタの位置決めの精度に応じて、余裕を決めてほしい。