医療費が過去60年で例のない減少となった真因
「コロナ禍の受診控え」だけで片づけられない
2020年度(2020年4月~2021年3月)の国民医療費が、前年度から2~3%台の幅で減少しそうだ。このような大きな低下は、国民皆保険となった1961年4月(1961年度)からの60年間で初めてである。
この理由は、「新型コロナウイルス感染症の流行に伴う病院の受診控え」とされているが、実際にはそれほど単純ではない。背景には、新型コロナウイルス感染症対策の結果、ほかの感染症が大きく減少するなど、疾病構造が急激に変化したほか、受診の一部にあった「不要不急」のものが顕在化したことがある。
その結果として、特定の診療科の受診、特定の年齢層の受診が減少している。
「受診抑制」は健康悪化につながっていない
また、「受診控え」あるいは「受診抑制」とも呼ばれる国民の行動は、短期的に見て、健康の悪化につながったわけではない。例えば、厚生労働省が今年2月22日に公表した人口動態統計速報によると、2020年の死亡数は138万4544人で、前年比0.7%(9373人)減。これは11年ぶりの減少である。
この約10年、高齢者の増加を背景に、死亡者数は毎年2万人前後の増加を続けていただけに、2020年は実質的には死亡者数が約3万人減少した、と見ることができる。
新型コロナウイルス感染症による超過死亡などはなかった、と考えるのが妥当だ。いっとき、「火葬場が(新型コロナウイルス感染症による)死者であふれていて、火葬に何日もかかる」などという話がSNSで流れていたが、それはまったくのデマであったことが、2020年の死亡数からもわかるだろう。
情報源: 医療費が過去60年で例のない減少となった真因 | 新型コロナ、長期戦の混沌 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
先ず、デマが確定なのが、「火葬場が(新型コロナウイルス感染症による)死者であふれていて、火葬に何日もかかる」
明らかにそんな傾向は無かったものの、デマとして見かけました。スルーしマシけどね。
そして経営の悪い病院の露呈。まるでエッセンシャルワーカーがなんて言ってますが、実態はつぶれるべき病院がつぶれているだけです。
ジジババの暇潰し受診減少で医療経済好転
テレワーク拡大でストレス減少
飲み会減ってアルコール摂取量減少
ウォーキングやランニング始める人が増加
コロナ様々
但し長生きする分その分年金がヤバいという現実です。
現役世代の悩みは無くならない。